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思い出で綴る・所沢ふるさと散歩(所沢町編) _ 所沢なび.jpeg

History

沿革

弊社は明治の時世より日本の発展に寄与してまいりました。

小澤屋 待合茶屋(イラスト)

弊社は所沢町場で、油問屋として創業しました。当時は油の流通を制限しており、定められた業者にのみ製油を許可していました。問屋と搾油業を兼ねる油屋が絞った油は記録によれば油の価格は米の10倍、酒の2倍ですから非常に高価で、油業は地方から一旗上げようとやって来る者が多く、それ故、従業員としての雇用に苦もなく、灯明油、薬種、蝋などを商い、やがて鬢付け油や食用油なども扱い盛業を遂げ、大正にはごま油やひまし油の搾油を開始し、その後肥料も扱い石油業、肥料の総代理店として地域のインフラ、食を支えて参りました。

明治38年4月に停車場の傍らに所沢警察署の派出所も出来、やがて人力車の常駐する俥屋も出来る様になりました。一日の乗降客はわずかで、周辺の農村から大八車で甘藷や麦、薪、ごぼうなどの荷物ホームを運ぶ人、貨車から物資を下ろして、得意先に運搬する馬方、大八車の往来も多く、多くの馬が集まるので金靴屋(馬蹄屋)、獣医も多忙でした。

小澤屋 待合茶屋(写真)

この時期、往来の多い地の利を生かし弊社は 石油業の他に   物販、茶屋を開設。夕方まで長い行列は絶えることなく続きました。

当時のプロペ通りの様子

現在5万人の通行量を誇るプロペ通り(所沢が航空発祥の地であったことに由来)が、砂利道であった当時は、当社の数店舗が唯一特段の核施設でした。

当社が率先して、時代を先取った飲食店、物販店を開設、繁盛店に仕上げた事から、やがて、複数の物販、飲食店が進出、「町づくり」と発展しました。

大正3年4月、所沢商工会が組織され、 終戦後の昭和21年、年と共に組織も強化され、先代小澤一族は商工会、警察、消防、行政の発展に寄与しました。

地域経済の発展と、地域社会の福祉増進の役割も果たして参りました。

大正4年4月、武蔵野鉄道(現・西武池袋線)が池袋ー飯能間が開通、大正13年には所沢駅前に当時画期的な乗合自動車が開業され、川越・所沢・箱根ヶ崎・青梅の間を走っていました。
昭和2年には西武鉄道が高田馬場まで開通し、汽車から電車になりました。この間、所沢町も隣接村の合併により、行政規模も拡大され、昭和25年11月に市制が施行され、当社は所沢駅周辺に所有していた土地を積極活用、自社所有建物を利用した飲食業他、賃貸運営を確立。

ごあいさつ1.jpeg

川越鉄路(現・西武鉄道)所沢駅始業時に駅前で開店した「待合茶屋小澤屋」「小澤肥料店」「小澤石油」に始まり、「甘味茶房九重」80坪、「喫茶寿苑」120坪を開業しました。

また当社代表小澤京子は都内中心部において外食事業展開を請け負い、アメリカよりキャフェテリア形式を導入し、120坪大型レーン形式のファストサービス店「Juen's cafeteria 」「Jack & Betty 」を開業,現在のディズニー内レストランや社員食堂のレーンサービスの先駆けを担い、小澤グループとしての所沢駅前ランドマークを形成致しました。

 そして、昭和52年には5万人が通行するプロぺ通りに小澤グループと株主会社丸井との共同ビルを建設。

(株)丸井に自己所有ビルを賃貸する時点で丸井所沢店内に「粥麺酒科セントアンドリュース」、「家庭料理・グランマ」を開業、ダイエー所沢店開業においてダイエー所沢店内に「欧風料理フレンチマーケット」開業、西武デパート開店において西武デパート内に「鉄板料理・茶莉酒宴」を開業し、いずれもテレビ雑誌の取材を受ける繁盛店となるなど、飲食店が稀有であったプロペ通りに、外食を楽しもうとされるお客様を呼び込み、プロペ通りを5万人の通行人を有する通りに成長させ、所沢エリアの商工業を支えて参りました。

武蔵野鉄道 所沢駅
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ごあいさつ2.jpeg

加えて、都内中心部において、商社の(株)東食、原宿の(株)キディランドの外食事業部門からの要請で両者の外食事業展開を代表小澤が請け負い、赤坂・青山・広尾・原宿・市川など駅前一等地に新業態店舗を次々と開店しました。

「醍菜酢亭 好(dinasty HAO )」の開業、及びチェーン展開、香港ペニンシュラホテルと提携し赤坂TBS前に150坪の高級中国料理[桃好華]の開業、大型和食ファミリーレストラン「東家」の複数開業、新宿サブナードレストラン街に、宮廷タイ料理「アジアンビート」など、いずれも話題の繁盛店に仕上げました。

さらに、中国電力、中部電力、商社東食の協賛を得て当時誰も認識さえなかった電磁調理器の普及に寄与、店舗に導入するなど、食の新業態開発、外食産業の発展に寄与して参りました。

国内外に広がる自社ビル賃貸業、石油業、外食事業、ホテル業、肥料業、会員制倶楽部、店舗住宅デザイン業そして今、教育事業、社会貢献の一環としてリラクゼーションスペース提供、スポーツ振興ジム、健康事業を拡大、ベンチャー起業家への支援、プロ・アマ問わずスポーツマンの健康保持をサポート。

水素イオン浴材・リカバリウェア、3次元ハーモニック振動機、ドイツ有機サプリメント等を提供、また、食の重要性を注視し、有機オーガニック生産業者を応援しております。

その後、現在に至り、資本金2億3400万円に増資し、関東地方、アメリカを中心に、自社ビル賃貸事業を拡大、多岐にわたり事業を展開しております。

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